―― みなさん、宜しくお願いいたします。さっそくですが、それぞれの仕事を始めた「きっかけ」を教えていただけますか。

佐藤:

「親父が建設業界で働いていて、その姿を小さい頃から見ていたのが最初のきっかけです。建築現場に魅力を感じていたかな。で、大学では建築を専攻して、卒業後ゼネコンに入社して現場監督をしてたんやけど、都合で辞めました。でもなんやろ、この業界の本当の魅力・楽しさを知る前に辞めた感が実はあったんです。そういう気持ちを持っている時に、前社長に声を掛けてもらい、安武建設にお世話になることを決めました。以前の会社とは同じ業界でも、少し立ち位置が違うんですね。でも、それがまた面白くて周りの人にも色々助けて貰いながら、必死にやってきました(笑)。」

高木:

「俺も昔はいろいろあったんですけど、どうせ仕事やるなら、モノを作る仕事をしたかった。やってみたら、やっぱりおもしろかった!やりがいがあるからね。」

菊地:

「俺は兄貴と親戚連中が同じ仕事をやっていて、まぁ最初は自分も流されて入りました(笑)兄貴とも仲よかったし、始めはちょっとしんどかったけど、やってこれた。きっかけは家族ですね。」

姫野:

「僕は気がついたら、連れてこられて、入ってました。」

一同:

「・・・笑い、いらんで(笑)」

姫野:

「きっかけは、父親に紹介され、右も左もわからないまま入社しました。入ったきっかけというより、『続けていける!』と思ったことですが、仕事を続けている中で、自分の考えがひとつの物造りに反映され(もちろん全てではありませんが)工事が完成したときに物を作る事の楽しさ・魅力を感じました。」

―― みなさん、ありがとうごいざます。次に、仕事を始めた頃の『悩み』があれば教えていただけますか。

高木:

「そうやね。やっぱり始めたばっかりの時の一番の悩みは『わからないことがわからない』ということかな(笑)何がわからないかが、わからないから、説明もできない。 だから、相談することもできなかった。 そこが一番しんどかったかもなぁ。」

一同:

「たしかに(笑)」

菊地:

「俺は体力的なことが悩みやったかもなぁ。最初は、どうしてもしんどいから、やっていけるかが不安やった。夏とかね。」

高木:

「でもこれは、仕事を覚えてきたら、楽しくなっていって、全然乗り越えられると思うんやけどね。」

菊池:

「そうですね。実際まぁ、そこにいくまでに辞めはる人もおります。けど乗り越えたら、楽しくなってくるよ。やりがいもでてくるし。」

―― なるほど。『やりがい』とおっしゃいましたが、例えば、どんなやりがいがありますか。

菊池:

「人によって違うかもしれないけど、仕事自体のおもしろさであったり、お金の面であったり、独立したりする人もおれば、極めていく人もおって、いろいろですね。」

―― ありがとうございます。みなさんが働く上で、一番、大切にしていることはなんでしょう。

佐藤:

「やっぱり一番はコミュニケーションやね。入ったばかりの頃は周りが見えていなかったから。現場の雰囲気は、ちょっとこわいなぁ~って 感じることもあるんやけど、なんやかんやで 終わったら、「ちょっと飲みにいこうか」 とかみんな声もかけてもくれる。自分もそうありたいし、そういう雰囲気を つくっていきたいと思ってますね。」

高木:

「こだわりかな。誇りもあるし。まぁみんな仕事に関しては、かなりのこだわりがあるから、ぶつかることもあるんやけど。それぞれが、仕事の中で大事にしてるもんがあるんやと思う。真剣にやるからこそ、終わったら笑ってるもんね。もしぶつかることがあっても、後腐れはないですね。」

―― 素敵ですね。職人の世界って感じです。最後に、建築業界を志す方へ『メッセージ』をお願いします。

佐藤:

「ズバリ職人さんはみんな頑固です(笑)。高木さんの言うように、こだわりを持っています。つまり自分の考えをしっかりと持っているということです。いろんな人がおるから、いろんな人と知り合えます。まぁ仲良くやってますよ。」

菊地:

「やり甲斐もあるしな。自分の努力次第のところも大きいけど、『近い将来には独立』っていうことも可能やしね。実際、僕もそうやから。そんな野心を持った若者が来て欲しいな。」

佐藤:

「そうですね。けど、それを知るまでにやめてしまう人が多いんですよ。」

姫野

「うんうん(笑)ほんまにね、もったいないね。仕事って毎日コツコツとこなして自分自身を鍛えていくこと、それが大事やと思うんです。若い人達がこれからの長い人生を生きていく上で凄く大事やとも思いますね。まず、何事にも『チャレンジ精神』を持って欲しいですね。」

佐藤:

「それに、この業界は、この業界だけのいいところも沢山ある。」

高木:

「せやね。そのええところを知ってもらいたいなぁ。未経験からでも全然大丈夫、技術以外にも色んなことを教えてあげられる人達の集まりやから(笑)。絶対に自分の腕以外にも人間性も磨けるはずですよ。」

佐藤:

「はい、ほんまにそうですよね。普段の生活の中で目にする街の景色の中にも、1つは気になる建物があると思うんです。安武建設では、そんな建物造りにどんなポジションからでも関わっていけます。失敗なんか当り前、社会人として成長していきたい人、僕達と一緒に成長していきましょう。」

―― ありがとうございました。

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